この味をどう繋いでいくか考える

毎日暑い日が続きますが、相変わらず忙しい私なのですが…。 お陰様でこのコロナ下にもかかわらず、沢山のお客様にご来店頂き嬉しい限りなのですが…。 最近膝に痛みが有り、長時間の立ち仕事にとても難儀して居る状態でどうしていいものやら。 とは言え、休む訳にもいかずただひたすら我慢の日が続きます。 自身を騙し騙しなるべく無理しない様注意しながらの作業なのですが、鰯250尾、鯖150切れ、鶏16キロを炊き込む時はもうお手上げで、帰宅時は「お前はもう死んでいる!」なのです(笑) ラストオーダーは14時30分ですが時々少し早めで終了させていただいたりして、お客様には多大のご迷惑をお掛けしている事もあります。 その代わりに心を込めて美味しいお料理を作りますし、ニッコリ笑顔で皆様をお迎えしますのでどうぞ諸々お許しくださいね(^^) さて話は変わりますが、当店唯一の悩みは後継者がいない問題。 長男は関東圏にて自分の世界を築いておりますし、次男に関しては自社の切り盛りに全神経を注視中であり、当店のことは考える余裕なし…( ;∀;) 何処にでも見られる〝あるある問題"に直面していますが、複数の方から跡を継ぎたいとの申し出もいただいているのですが、何せそれぞれが持つ菌の問題が有りそう簡単にはいかないのです。 人それぞれ常在菌を持つため、手が変われば味も変わります。 親子であればおそらく同じ菌を持つのではと考える私には、おいそれとは即答できないわけであります。 中には独身の長男と結婚して後を継ごうか!と嬉しい事を言ってくれる友人もいたりして(^^)/ 既に1,000人以上に教えてきた糠床教室で矢野床を伝承してきましたので、どこかで矢野床は伝わっていると強く信じ、自力で動ける限りこの郷土料理の糠炊きを作り続け、沢山の皆様にぬか床文化を伝えていきたいと思っています。 最後の力を振り絞り、女将の集大成!これからの味処矢野に乞うご期待くだされ~!(^_-)-☆

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