取材が50件を超えました!
新店舗がオープンして早いもので7か月。
ようやく次男も少しずつ経営に慣れてきた様子に、ほっと一安心している今日この頃です。
本店の営業に日々力を注いでいる私としては、新店舗は次男夫婦に任せています。
せっかく若い二人が頑張っているのですから、自分たちのやりたい「形」で進めてほしいと思っているのです。
やっぱり次世代には次世代なりのやり方があるものですね。
私たちが気づかないような、新鮮な経営法もあるのだと思います。
けれど、時代がどんなに変わっても、変わらない大切なこともたくさんあります。
その「変わらないもの」を大事にしながら、自分たちの道をしっかりと歩んでいってほしいと願っています。
さて、ありがたいことに、当店はこれまで多くのメディア取材をいただいてきました。
なんと今回で、取材は52回目を迎えます。
なぜそこまで多くの取材を受けるのか?それは、当店の看板メニュー「糠炊き」を日本中、いや世界に広めたいという思いがあるからです。
少し大げさに聞こえるかもしれませんが、何百年も続いてきた郷土料理が、今の時代に埋もれてしまうのはあまりにも惜しいと思うのです。
糠炊きは、発酵食品であり、免疫力アップにもつながる、身体にやさしい伝統の一品。
なのに、その発祥地である北九州の人たちでさえ知らない方が多いという現実には、やはり胸が痛みます。
だからこそ、私たちが伝えていかなくては。
そんな思いで今日もお客様と向き合い、伝統の灯を守り続けています。
世の中はいろいろと騒がしいけれど、まずは自分の足元から。
しっかりと根を張って、今日も暖簾を掲げる女将でありたいと思います。
※写真は、最近の取材より掲載された一枚です
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