勘違いで海鮮丼を断ってしまって…
相変わらず暑い日が続いています。
そんな中でも、毎日仕事に励んでおります。
今年から後期高齢者となり、やはり体の衰えを感じることが増えてきました。
実は先日のことですが、忙しさのあまり心が折れる出来事がありました。
当店自慢の海鮮丼は、水槽から揚げたばかりのヒラメを捌いてお出しするのですが、その日も多くのお客様にご注文いただき、ついに残りがなくなってしまったのです。
そう思っていました。
仕方なくご注文をお断りしていたのですが、後になって薄板の下にまだヒラメが少し残っているのを主が見つけ、その後ご注文されたお客様に提供することとなりました。
私はその時点ですでに「申し訳ないことをしたな」と思っておりましたが、最初にご注文いただ着ましたが勘違いでお断りしてしまったお客様が、口コミ欄に「常連を優先する店のようです」と書かれていたのを目にし、大きなショックを受けました。
実際には常連さんでも新しいお客様でも、分け隔てなく大切にしているつもりですので、誤解を招いてしまったことがとても残念でなりませんでした。
しかもその日は、召し上がられた方も、お断りしてしまった方も、どちらも初めてのご来店。
私のうっかりミスが大きな勘違いにつながり、お客様に気分を害させてしまったことを思うと、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
年齢のせいにせず、もっと確りしなければと強く反省いたしました。
美味しいものを作り、お客様に喜んでいただきたい一心で日々精進しているのに、あの日は本当に心が折れる思いでした。
けれど、落ち込んでばかりもいられません。
今日からまた気持ちを新たに、また一歩を踏み出したいと思います。
皆さま、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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