新年を迎えて思う
日本海側の積雪量が、今年は本当に半端ないようです。
ニュースに映るのは、見慣れぬほどの雪、そしてその雪と向き合う人の姿。
私の住む北九州では、ありがたいことに降雪による被害もなく、地震や台風といった天災も比較的少ない土地柄です。
改めて、穏やかな場所に暮らしているのだなあと、映像を通して実感しています。
雪被害の地域では、かなりご高齢の方が雪下ろし作業をされている様子が映し出されていました。
その背中を見ていると、ただただ、一日も早く温かい日差しが差し込み、雪が自然と解けていくことを願わずにはいられません。
さて、そんなことを思いながら迎えた新年。
後期高齢となった私も、「今年こそは何か始めよう」と、ふと考えるようになりました。
とはいえ、何をしたらいいのか、何から始めたらいいのか、さっぱり思いつかない。
相変わらず、考えるばかりで足踏みをしている自分がいます。
日頃は地元で歌のお仕事をさせていただいているのですが、
お客様から「女将さんのシャンソンが聴きた〜い」と言われることが、実は少なくありません。
それならいっそ、今年からシャンソンを始めてみようかしら――
そんな考えが、最近、頭の片隅に居座っています。
ただ、ここで一つ問題が。
シャンソンを教えてくださる先生が、近くに見当たらないのです。
知っている方の中には、京都まで習いに通っているという話も聞きましたが、
仕事に追われる身としては、とても現実的とは言えず、遠方へ出かけるのは少し無理があります。
独学という選択肢も、もちろんあります。
けれどやはり、シャンソンはシャンソンを専門にしておられる方に習うのが筋なのだろうな、などと思ったりもして。
エディット・ピアフ、イヴ・モンタン、シャルル・アズナブール、ジュリエット・グレコ。
日本なら、越路吹雪さん、石井好子さん、美輪明宏さん、クミコさん、金子由香利さん、岸洋子さん……。
名だたるシャンソン歌手の名前を思い浮かべるたび、
「私には、どんな歌が似合うのかしら」
「そもそも、ちゃんと歌えるのかしら」
そんな疑問が、次から次へと湧いてきます。
けれど考えてみれば、悩みの内容はずいぶんと楽しげなものです。
こんなふうに思案しながら始まった新年も、悪くはありません。
皆様、今年もどうぞよろしくお付き合いくださいませ。



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